新聞を読み込んでいます… / Loading the edition…

この日に発行された世界の新聞19紙の一面を、翻訳と解説で読めます。

Evening Star

ワシントンD.C.(アメリカ) · 英語

1926年10月14日のイブニング・スター紙の一面は、ニュージャージー州エリザベスの中心部で機関銃を持つ強盗団が郵便トラックを襲った事件を、AP電で大きく伝えた。記事によると、運転手ジョン・エンツが死亡し、郵便局の事務員と白バイ巡査が負傷し、ニューアーク発の報告は奪われた給与資金を160,000ドルとした。G・グールド・リンカーン記者はインディアナポリスから、服役中の元クラン指導者D・C・スティーブンソンが前回の共和党の選挙運動に資金を出したとするトマス・H・アダムズの告発を報じ、ワトソン、ロビンソン両上院議員が議席を失うおそれを伝えた。地元の記事は、切れたネクタイと細かい隆線の指紋から、警察がスクリブナー刑事を殺した犯人を少年か女か首の細い男とみていると伝えた。スター紙は同じ記事で1,000ドルの懸賞金を出したと報じた。

The Montgomery Advertiser

モンゴメリー(アメリカ) · 英語

モンゴメリー・アドバタイザー紙のこの第1面は、AP電と地元記事を合わせて3本載せた。インディアナポリス発の記事は、服役中の元クラン幹部D・C・スティーブンソンが厳重な警備の下で連れてこられたものの、民事訴訟でも大陪審でも何も明かさなかったと伝えた。同じ記事は、新聞発行人トーマス・H・アダムズがひるまずに追及を続け、スティーブンソンの独房でジャクソン知事宛ての5,000ドルの小切手を見たという弁護士フロイド・クリスチャンの話を公表したことも報じた。メンフィス発の記事は、南部全域綿花会議が立法支援をめぐる181対175の採決を経て、余剰綿花を協同組合のプールで市場から引き揚げ、1927年の作付けを減らす計画を採択したと伝えた。地元記事ではアティカス・マリン記者が、利率5%の債券1,000,000ドルで建てる新高校によって市の支出が年に約150,000ドル増え、旧ラニアー校がほかの生徒を受け入れればその額が減るかもしれないと試算した。

London Evening Advertiser

ロンドン(カナダ・オンタリオ州) · 英語

オンタリオ州ロンドンのこの夕刊は、ジョン・M・ムーア市長が引退の表明を撤回した経緯を地元記事の中心に据えた。同紙によれば、代表団が1,500人の署名入り請願書を届けた後、市長は12月の候補者指名に名前を出すことに同意し、市議会と各委員会に謝意を述べ、市役所の各部局を部局長に任せてきた方針を語った。北京発の記事は、湖南省西部で匪賊に捕らえられた米国人宣教師3人が18日後に身代金なしで解放されたと報じた。ニュージャージー州エリザベス発の記事は、10人以上とみられる強盗団が郵便輸送車を速射銃で襲い、エンツという男性を殺害し、郵便局員とオートバイ巡査を負傷させ、現金160,000ドルを含む書留郵便を奪って逃げた事件を伝えた。

Vossische Zeitung

ベルリン(ドイツ) · ドイツ語

「フォス新聞」のこの面は、国外の政治危機と国内の二つの争点を並べて伝えた。スペイン国境発の通信は、自由党のロマノネスとビリャヌエバが、プリモ・デ・リベラの国民議会構想は憲法違反になると国王アルフォンソに抗議したこと、砲兵将校が反抗的なビラをひそかに配っていることを報じた。この通信は王位が危ういと見たが、国王は結局召集令に署名するだろうと予想した。無署名の社説は、プロイセン州とホーエンツォレルン家の和解が金曜日に成立すると見込んだ。社説はこの和解をブラウン政府にとって最小の害悪として擁護し、棄権にとどまった社会民主党を批判した。アルトゥール・エレッサーは青少年を低俗・猥褻文書から守る法案を取り上げ、州の審査会が加わったことで地方ごとの道徳観が国全体の文学を検閲するおそれがあると警告した。

Le Figaro

パリ(フランス) · フランス語

フィガロ紙1面は、ポアンカレ蔵相の1927年度予算案を論じたリュシアン・ロミエの署名コラムを掲げた。ロミエは蔵相の手腕を称賛し、その政策を「高い緊張をはらんだ美徳」と呼んだ。ロミエは同時に、財政の「奇跡」を待つ国民感情と5月11日の記憶を挙げて、この美徳が長続きしない恐れを指摘し、流動債と通貨政策を計画の弱点に挙げた。外交欄は、チェコスロヴァキアで官僚内閣が退き、24時間足らずでシュヴェフラの議会内閣が成立したことを報じた。同紙はドイツ系政党の閣僚2人の入閣とベネシュの留任に注目した。ボルドー発の記事は急進社会党大会の開幕を予告し、エリオが党首として批判に答える見通しを伝えた。

Neue Freie Presse

ウィーン(オーストリア) · ドイツ語

1926年10月14日のノイエ・フライエ・プレッセは、ハンガリー科学アカデミーが刊行したティサ伯の戦時書簡集をブダペスト発で大きく紹介した。記事は、ティサが1915年1月にローマのビューロー侯をトレンティーノを守らなかったとして非難した書簡を引き、イタリア大使アヴァルナとヴァチカンの友好的な態度を伝えた。記事は、カドルナが戦争を望んでいると警告したエルツベルガーの1915年5月2日の電報も引用した。パリ発の電報は、ギヨマ将軍がライン占領軍を4個師団に減らす案を出したものの、所管部局の強い懸念に突き当たったと伝えた。別の電報は、スペイン自由党がプリモ・デ・リベラの国民議会構想を憲法違反だとして国王アルフォンソに抗議し、王位が危うくなっていると報じた。

L’Écho d’Alger

アルジェ(アルジェリア) · フランス語

1926年10月14日付のレコー・ダルジェ紙1面は、パリ、ストラスブール、ニューヨークからの記事を載せた。紙面によると、下院の財政小委員会ではダリアック委員長が、連合国間債務とワシントン協定・ロンドン協定について、歴史と批判を詳しく述べた報告を行った。紙面は、この報告が結論を含まず、小委員会が政府への質問や全体会議への付託をまだ決めていないと伝えた。ダリアック氏は上院選挙に立候補するため、11月半ばから委員会の仕事を離れると同僚に告げた。紙面は、ポワンカレ氏がストラスブールの学校を視察し、上院議員、宗教界、経済界、司法、職能団体の代表と会ってからコルマールへ向かったと報じた。紙面は米国から、番号610 G 7のマルヌのタクシーがニューヨークからフィラデルフィアまで歓迎を受け、米国在郷軍人会の大会パレードに加わった後にフランスの製造会社へ戻る予定だと伝えた。

La Tribune de Madagascar

Madagascar · フランス語

1926年10月14日付のラ・トリビューヌ・ド・マダガスカルは、一面の社説で、フランスとその植民地が紙不足に陥るおそれがあると警告した。社説はフランの下落でスウェーデン産のパルプや新聞用紙が破滅的に高くなったと論じ、スウェーデンからの輸入が1922年の18,581トンから1925年の28,579トンに増えたという表を載せた。短い記事は、全国元戦闘員連合がドイツから受け取る額以上を同盟国に払うことに反対する決議をポアンカレに手渡し、ポアンカレがフランスは能力に応じてだけ支払うと答えたと伝えた。タナナリヴ発の欄は、アブド・エル・クリムがリーフで下した裁きをからかう逸話を紹介し、流刑を知った彼の怒りと、モロッコに残る元使者たちの消息を報じた。

L’Écho annamite

サイゴン(現ベトナム) · フランス語

『レコー・アンナミット』のこの1面は、コーチシナ植民地評議会選挙をめぐる争いを大きく扱った。N・Q・Nの署名入り論説は、ブイ・クアン・チエウ、グエン・ヴァン・ティン、チャン・ヴァン・ドンの3氏に被選挙資格がないとし、ビン氏の決選投票を予告した『クーリエ・サイゴネ』紙に反論した。論説は1922年6月9日の政令を引き、得票は有効投票を基準に数えるべきであり、被選挙資格を判断できるのは総集計所ではなく訴訟評議会と国務院だけだと主張した。編集部の別の論説は、教皇ピウスXI世による中国人司教の叙階を取り上げ、カトリック教会の姿勢をアンナン人に対するフランスの姿勢と比べた。短信欄は、フランスの1927年度予算案、ラインラント駐留軍の削減案、英国の労働党と炭鉱労働者の決議を伝えた。

Prager Tagblatt

Czechia · ドイツ語

1926年10月14日付の一面は、プラハ発の社説を掲げた。社説は、チェコスロヴァキア内閣に入ったばかりのドイツ人閣僚に、ズデーテン・ドイツ人が性急に多くを求めないよう説いた。社説はまた、新しいブルジョワ・ブロックの支持層が社会改革の撤廃を急いでいると警告した。同紙は、そのままでは最初のチェコ=ドイツ連立が信用を失うと論じた。グラーツ発の記事は、シュタイアーマルク州議会の混乱を報じた。社会民主党は汚職疑惑を理由にリンテレン文相を攻撃し、ある議員は傍聴人に平手打ちを食らわせた。群衆も庁舎に押し入ろうとした。記事は、対立候補が出ればリンテレンが34票対35票で一票及ばなくなるという票読みを示した。ベオグラード発の記事は、ウズノヴィッチ内閣が総辞職したことを伝えた。急進党とラディッチ党は、ザグレブでチェコスロヴァキア議会代表団を前にしたラディッチの言動をどう処理するかで合意できなかった。

Journal de Genève

ジュネーヴ(スイス) · フランス語

1926年10月14日の第1面は、W. M.の署名入りコラムでチェコスロバキア情勢を伝えた。コラムは、ドイツ人が国家の側に加わったことをベネシュの大きな成功と評した。コラムは同時に、ベネシュの所属する国民社会党が野党にあり、ベネシュが専門家として閣内にいるだけで政治的に宙に浮いていると書いた。フェイレール大佐は署名入りの論説で、スイス軍が上層部で弱いのは行政と指揮が混同されているためだと論じ、この混同が軍を損なう事件を繰り返し生むと主張した。米国特派員は、クーリッジ大統領の特使トンプソン大佐が2か月かけてフィリピンを巡り、11月の報告書に先立って見解を漏らしていると報じた。

Politika

ベオグラード(現セルビア) · sr-Cyrl

1926年10月14日付の『ポリティカ』紙は、急進党とステパン・ラディッチのクロアチア農民党によるニコラ・ウズノヴィッチ内閣の総辞職を一面で大きく報じた。第一の記事は、政府危機が二日前に閣内の長い協議とともに事実上始まっていたと伝えた。同記事によれば、急進党の閣僚は一人を除き、ラディッチの最新の逸脱行為を今回は見過ごさず、お決まりの釈明にも納得しない構えだった。この記事の見出しは、新たな連立の形成をすでに予告していた。第二の記事は、最後の閣議でウズノヴィッチ首相が長い演説を行い、閣僚全員がその演説を力強いと評したと伝えた。首相は政府の課題と努力を振り返り、ラディッチの言動が政府の仕事を妨げたとして、とくにザグレブの鉄道駅での一件を強調したと記事は報じた。

Aftenposten

オスロ(ノルウェー) · ノルウェー語

アフテンポステン紙の朝刊一面は、ノルウェーで禁酒法の存廃を問う新たな国民投票を目前にして発行された。一面の社説は、ベルゲン声明への署名や『ダーグブラーデ』紙と『ティーデンス・テイン』紙での発言など、J・L・モーヴィンケルが1919年に禁酒法へ反対した言葉を、最近の禁酒支持の姿勢と並べて示し、読者に再び反対票を投じるよう呼びかけた。続く記事は、オスロ市参事会が市建築家の提案を受け、イーラに建てる市営の二つの街区の石工・左官工事と木工事を入札にかけると決めたことを報じた。市建築家は意見書で、請負方式で費用と家賃を下げられると主張し、市の建設労働者102人の大半はどちらの方式でも解雇せざるをえないと述べた。I・A・レフスダールは署名入りの追悼文で、前日に自宅で急逝した作家ハンス・E・キンクを悼み、約40点の著作とノルウェーとイタリアという二つの精神の祖国をたたえた。

Leidsch Dagblad

ライデン(オランダ) · オランダ語

ライツ・ダフブラット紙の1926年10月14日付1面は、市の告示と地元のニュースと教会の動きを並べた。デ・ハイセラール市長名の告示は、ライデン市内で凧揚げをしてよい広場や堤防、引き船道を指定した。市内ニュース欄は、前夜の停電でいくつもの村が闇に包まれ、ハーグが電力の一部を補ったと報じた。別の記事は、王族の衣装をまとったアラビアの王子がスヌック・フルフローニェ教授に伴われてライデンを訪れたと伝えた。王子の一行は市庁舎で市長の出迎えを受け、ジッダの領事ファン・デル・メーレン博士が市長のフランス語の説明を現地の言葉に訳した。さらに同紙は、総会の外に立つ改革派諸教会の会議が出した声明を載せた。この会議は1926年のアッセン総会で断たれた一致の回復を望んだが、その条件として、総会側の諸教会が三つの一致信条と現行の教会規程に立ち返ることを求めた。

Le Petit Matin

チュニス(チュニジア) · フランス語

この日のル・プティ・マタンの一面は、主な記事を三本載せた。レイモン・コラは署名入りコラムで、ボルドー大会を前にした急進党の状況を論じた。コラは社会党との提携と不安定な内閣の連続が党を大臣ごとの派閥に分けたと指摘し、エリオ、カイヨー、サロー、マルヴィを党の主導権を争う人物として評した。紙面はマルセイユ発で、ギルボー海軍大尉が率いる海軍の水上機2機が、アフリカの河川と湖を伝ってマダガスカルのマジュンガへ向かう26,000キロの飛行に出発したと伝えた。紙面はさらにレヴァルとベルリン発の電報で、ソ連指導部がトロツキー、ジノヴィエフ、ピャタコフの処分に動き、反対派に対する非常措置のうわさが流れていると報じた。

時報

上海(中国) · 中国語

一部だけ判読できる時報1926年10月14日付の紙面は、北伐の江西戦線と北方政局を扱う電報を載せた。北京、九江、上海発の電報は、孫伝芳の連合軍第二・第三軍の先鋒が11日に南昌西南へ動き、正午に蔣介石軍と接触して二時間交戦したと伝えた。電報は、主力同士の決戦にはまだ至っていないとも報じた。損傷の大きい短い記事は、張学良が13日朝に北京から奉天へ向かったことを伝えた。別の記事は、葉恭綽らが奉天に和平と国民会議の開催を建議したことと、張作霖のもとへ「重大な使命」を帯びた代表が向かったことを報じた。紙面には海軍の動きや外国商船の航行に関する通告の断片も並んだ。

東亞日報

ソウル(現韓国) · 朝鮮語

部分的に判読できた1926年10月14日付の東亜日報1面は、胡適が中国革命を失敗と断じたという外電を取り上げた。記事によれば、胡適は在英中国学生の団体が開いた共和国成立15周年の祝賀会で、革命は政府の外形を変えただけだと述べた。胡適はまた、中国人が近代文明の理解と青年の養成を怠ったと指摘した。記事はこの主張を新しい原理ではないと認めた上で、重い示唆を含むと評価した。記事はさらに、政治革命は経済的意味を持って初めて効果を生むと論じた。同じ面には崔鉉培の連載「朝鮮民族更生の道」第18回が載った。崔鉉培は朝鮮の山がはげ山になった原因として、日本より不利な土質と雨量、大きな材木を育てる動機の乏しさ、造林の知識と遠慮の欠如、薪を大量に使うオンドルのかまどの四つを挙げた。

Crítica

ブエノスアイレス(アルゼンチン) · スペイン語

1926年10月14日付のクリティカ紙は、ベルリン、ローマ、フィラデルフィアからの外電を伝えた。AP通信のベルリン電は、ホーエンツォレルン家の財産問題の決着に抗議するため共産党員が同日午後に予定していた屋外デモを、ベルリン警察が禁止したと報じた。ローマ電は、オーストリア人外科医ザウアーブルッフがムッソリーニを手術するため急行しているという話を一連の虚偽のうわさの最新のものと呼び、政府が公式に否定し、首相の精力的な活動も話を打ち消したと伝えた。フィラデルフィア電は、米州全共和国の外交代表とケロッグ国務長官、汎米連合理事会が22日に同市のセスキセンテニアル博覧会で会合を開くと報じた。紙面にはブラジルとベネズエラの条約案、ロンドンの競馬、サッカーチームの遠征日程の短信も並んだ。

Il Piccolo

Italy · イタリア語

今回の読み取りでは、1926年10月14日付『イル・ピッコロ』に載った短い電報記事三本を取り上げた。ローマ発の記事は、ムッソリーニが特別列車でフォルリから深夜に帰着し、閣僚、次官、党幹部、警察幹部の出迎えを受けたのち自動車でトルローニア荘へ向かったと伝えた。別のローマ発記事は、ホスト・ヴェントゥーリらフィウメの代表団が複数の大臣と協議し、フェデルツォーニ内相を11月4日の戦勝記念式典に招いて、内相が快諾したと報じた。モスクワ発の記事は、レニングラード・ソビエトがイタリアの大手自動車会社とバス購入の交渉に入り、同社が有利な信用条件を認めたと伝えた。

万国一面について →

本日の新聞一覧

街を巡る ↑
100%
原紙を拡大して読む

つまんで拡大 · 指で紙を動かす