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· ロンドン(カナダ・オンタリオ州) · 英語

London Evening Advertiser

ロンドン・イブニング・アドバタイザーの1926年10月7日付紙面は、英国ロンドン発の電報で、炭鉱夫連盟の代議員会議が政府の最新の解決案を拒否したうえで、炭鉱から保安要員を引き揚げる南ウェールズ提出の決議を594,000対194,000で可決したと伝えた。紙面はこの採決を、政府の最後通牒への明確な回答として報じた。紙面はまた、工場経営の草分けで17年間市議を務めたウィリアム・ゲリー氏が、85歳を目前にクレイグ通りの自宅で亡くなったと伝えた。同じ欄には、トロントの1社が牛の輸出取引を握っているという農家の訴えと、オンタリオの牛がデトロイトで多くの賞を得たという短信が続いた。ベルリン発の記事は、プロイセン内閣とホーエンツォレルン家が旧王家の財産請求をめぐる妥協協定に署名し、多くの政党が批准を支持するか少なくとも反対しない見通しだと報じた。

この読みは3本の記事を扱い、OCRの文字化けがひどいため紙面画像から書き起こしている。炭鉱夫の記事では2つ目の票数が読みにくく、先頭の数字がはっきりしない。'[?]'は、2つの数字の間の文字を書き起こしで読み取れなかった箇所を示す。書き起こしたゲリー氏の死亡記事には、隣の欄の無関係な記事、つまりトロントの牛取引をめぐる苦情とデトロイトでの受賞の見出しが続いている。死亡記事が印刷どおりに記す1855年の結婚の年は、1841年生まれでイングランドで27年過ごしたという記述と合わない。ワールドシリーズの得点表、画像の端で切れた文章、下部の破れた部分は対象外である。取得したロンドン市の背景ページに本文がなかったため、解説はウィリアム・ゲリー氏とオンタリオ州ロンドンを扱っていない。

翻訳

スト中の炭鉱夫、ボールドウィン案を拒否

続いて保守要員の引き揚げを可決。両採決とも圧倒的、行動を594,000票が支持

ロンドン発10月7日 ― 炭鉱夫連盟の代議員会議は本日、南ウェールズの代議員が提出した、炭鉱から保安要員を引き揚げる決議を採択した。票数は594,000対194,000だった。代議員らはこれに先立ち、長引く炭鉱ストライキを解決するための政府の最新提案を、地区別投票737,000 [?] 12,000で拒否していた。本日の採決結果の発表は、政府が昨日発した最後通牒への明確な回答となった。その最後通牒は、炭鉱夫が受け入れない限り政府の提案を直ちに撤回すると述べていた。

元市議ウィリアム・ゲリー氏の死を悼む

市議会議員を17年務め、常に積極的に活動

工場経営の草分けで、長年ロンドンの市政で重きをなしたウィリアム・ゲリー氏が今朝、クレイグ通り41番地の自宅で亡くなった。ゲリー氏は85歳を目前にしていた。昨年の春まではすこぶる健康だったが、ここ数か月は体調が衰え、3日前に容体が重くなった。1841年11月27日にデボンシャーで生まれたゲリー氏は、人生の最初の27年間をイングランドで過ごした。その後カナダへ渡り、まっすぐロンドンへやって来た。ゲリー氏はデラウェアで、エドワード・ベーカー夫妻の娘ファニー・ベーカー嬢と出会った。ファニー嬢は2年後の1855年に氏の妻となり、夫人は今も健在である。

農家の人々によれば、ニューヨークの商社の支店であるトロントの大手1社が、カナダ産の牛の輸出取引を事実上握っているという。現在トロント市場では肉牛がだぶついており、価格は例年のこの時期の水準を下回っている。多くの農家は、このことを企業連合が存在する理由として挙げている。

カナダ勢、デトロイトで受賞
オンタリオの牛、合衆国のどの州よりも多くの賞を獲得

旧王家財産協定に署名

プロイセン内閣とホーエンツォレルン家、旧所有地をめぐり合意

ベルリン発10月7日 ― 接収された土地と財産に対する旧君主家の請求を解決するため、プロイセン政府がホーエンツォレルン家と結んだ妥協協定に、プロイセン内閣とホーエンツォレルン家の法定代理人の双方が署名した。協定は批准を求めて、まずプロイセン国家評議会に、続いて州議会に提出される。各党の議員総会の様子によれば、民主党、中央党、人民党はこの案を積極的に支持し、ドイツ国家人民党と社会党は反対しない見通しである。国家人民党は賛成票を投じ、社会党は採決を棄権する可能性がある。

解説

10月の採決に至るまでの炭鉱争議の経過

ロンドン発の記事が伝えた炭鉱夫連盟の採決は、ゼネスト後に5か月続いた膠着状態の末に行われたものである。ウォリック大学のアーカイブ年表によれば、スタンリー・ボールドウィン首相は1926年5月14日に、サミュエル覚書よりも炭鉱夫に不利な提案を炭鉱夫と炭鉱主に送った。炭鉱夫代議員会議は5月20日にこの提案を拒否した。炭鉱主は7月5日に、8時間労働を前提とする新しい雇用条件を掲示した。8月19日の炭鉱夫と炭鉱主の会談は、炭鉱主が無条件降伏しか受け入れないと明言したため行き詰まった。8月26日には、ウィンストン・チャーチルを含む閣僚が炭鉱夫の代表に、石炭産業へのこれ以上の補助金はないと告げた。紙面が10月に報じた政府の最新提案と最後通牒は、双方の立場が硬くなっていくこの流れの中に位置する。年表は10月の提案も保安要員をめぐる採決も載せていないので、594,000対194,000という票数と拒否の票差は紙面の電報記事だけを根拠とする。

保安要員引き揚げ決議の後の争議の結末

紙面は保安要員の引き揚げを政府への強い回答として伝えたが、炭鉱夫の抵抗はその後長くは続かなかった。ウォリック大学の年表によれば、炭鉱夫はこの記事から約7週間後の1926年11月27日から30日にかけて、より低い賃金とより長い労働時間で職場に戻った。年表はこの結末を完全な敗北と呼んでいる。争議をめぐる対立は1927年まで続いた。労働組合会議は1927年1月の労組執行部の会議で、サミュエル覚書を受け入れなかったとして炭鉱夫を非難した。サミュエル覚書は、5月のボールドウィン案が炭鉱夫に不利だと評価された際の比較の基準でもあった。

プロイセンとホーエンツォレルン家の長い交渉

ベルリンで署名された協定は、何度も失敗した交渉の末に結ばれたものである。王侯財産収用問題を扱うウィキペディアの記事によれば、プロイセンとホーエンツォレルン家の最初の合意の試みは、1920年にプロイセン議会の社会民主党の抵抗で失敗した。2度目の試みは1924年に、ホーエンツォレルン家自身の反対で失敗した。プロイセン財務省が1925年10月に出した協定案は、係争中の不動産の約4分の3を旧王家に返す内容だったため、世論から強く批判された。この案には社会民主党だけでなく民主党も反対し、民主党は自党出身のヘルマン・ヘプカー=アショフ財務相に反対する立場をとった。旧王家全体の請求額は合計26億マルクに上り、ドイツ各地で大きな金額が争われていた。こうした経緯に照らすと、民主党が今回の妥協を積極的に支持し、社会党は棄権にとどまるかもしれないという紙面の報道は、1926年10月までに各党の立場が大きく動いたことを紙面の伝えるかぎりで示している。

1926年6月の国民投票の不成立と個別協定への移行

ドイツの有権者は、この協定の数か月前に、旧王家の財産を補償なしで収用するかどうかを投票で問われていた。共産党が始め、社会民主党がためらいながら加わった請願には、1926年3月に有権者3940万人のうち1250万人が署名した。ヒンデンブルク大統領は3月15日に、この収用は憲法が認めないものだとする見解を示し、国民投票の成立に新たな条件を加えた。この結果、収用案が成立するには有権者の半数、約2000万人の賛成が必要になった。1926年6月20日の国民投票では投票者の大多数が賛成したが、投票率は39%にとどまり、収用案は法律にならなかった。その後、補償なしの収用に代わって、州と旧王家の間で財産を分ける個別の補償協定が結ばれていった。紙面が報じたプロイセンとホーエンツォレルン家の妥協協定は、プロイセンが結んだそうした協定にあたる。紙面が予測した社会党の棄権は、わずか数か月前に国民投票を支持した政党の態度だった。

原文

STRIKERS REJECT BALDWIN’S OFFER

Then Vote to Withdraw Maintenance Men. VOTE IN BOTH CASES OVERWHELMING WHEN ACTION IS BACKED BY 594, 000 London, Oct. 7. - A delegate conference of the Miners ' Federation today adopted a resolution presented by South Wales delegates to withdraw the safety men from the coal mines. The vote was 594, 000 to 194, 000. The delegates had previously rejected the Government's latest proposal to settle the long drawn out coal strike by a district vote of 737, 000 [?] 12, 000. Announcement of today's vote was a definite answer to the ultimatum issued by the Government yesterday in which it was stated that the Government offer would be withdrawn immediately unless it were accepted by the miners.

MOURN DEATH OF EX-ALD. WM. GERRY

Member of Council For Seventeen Years-Always Took Active Part. William Gerry, pioneer mill operator, and for many years prominent in London's civic life, passed away at his late residence, 41 Craig street, this morning. Mr. Gerry was in his 85th year. Up to last spring he had enjoyed splendid health, but during the last few months suffered failing health, which took a serious turn three days ago. Born in Devonshire on Nov. 27, 1841, Mr. Gerry spent the first 27 years of his lfe in England. He then left for Canada and came direct to London. It was at Delaware he met Miss Fannie Baker, daughter of Mr. and Mrs. Edward Baker, who two years later, in 1855, became his wife, and who survives him. Farmers state that one large firm in Toronto, a branch of a New York house, practically controls the export trade of Canadian cattle. At the present time there is a drug of beef cattle on the Toronto market, and the price is down from the normal price at this time of the year. This leads to the reason advanced by many of the farmers that the combine exists. CANADIANS WIN PRIZES AT DETROIT Ontario Cattle Carry Off More Prizes Than Any State in Union.

ROYAL PROPERTY PACT IS SIGNED

Prussian Cabinet and Hohenzollerns Reach Agreement On Former Holdings. Berlin, Oct. 7-The compromise agreement of the Prussian Government with the Hohenzollerns for a settlement of the claims of the former rulers for lands and properties seized has been signed by both the Prussian cabinet and the legal representatives of the Hohenzollerns. The agreement will be presented for ratification to the Prussian council of state and then to the diet. Party caucuses indicated that the Democrats, Centrists and People's Party will support the measure actively; that the German Nationalists and Socialists will not oppose it, the Nationalists voting acceptance and the Socialists possibly abstaining from voting.

紙面の出典:所蔵機関のデジタル資料

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