Diario La Nación
- 怪物の物質化
コナン・ドイルの短編。絵の一角獣を馬と見間違えた訪問者に画家が訂正を求め、後の一節では降霊会のテーブルに広がる不気味な光が描かれた。
部分読解版。題名と作者名、絵と一角獣をめぐる一節、および後に続く降霊会のテーブル上の光を描いた一段落を収録。[…]はその間の物語の省略を示す。紙面の残りと3面への続きは翻訳していない。
翻訳
怪物の物質化
A・コナン・ドイル作の短編。
すでに述べたように、これからここに記す、あの実に奇妙な出来事が起きたのは1905年4月14日だった。その日、男たちの中で最初にアトリエへ着いたのは私だったが、デラミア夫人はもう来ていた。その午後、ハーヴィー・ディーコン夫人とお茶を飲んでいたのだ。二人の夫人とディーコンは、画架に載せた彼の未完成の絵の前にいた。私は美術の専門家ではなく、ハーヴィー・ディーコンが絵で何を表現しようとしているのか、分かったふりをしたこともない。だがその絵は、妖精や動物、あらゆる種類の寓意的な人物が描かれ、実に工夫に富んだ幻想的なものだと、私にもよく分かった。夫人たちは盛んに褒めていたし、実際、その色彩は見事だった。
「どう思います、マカーム?」とディーコンが私に尋ねた。
「そうですね……私には批評するだけの力はありませんが」と私は答えた。「この動物たちは……何ですか?」
「伝説上の怪物、空想の生き物、紋章の図柄ですよ……それら全部が、風変わりな魔法の行列をなしているわけです」
「先頭に白い馬がいますね」
「馬ではありません」と、彼は少しそっけなく言った。私は驚いた。ディーコンは普段は冗談好きで、まじめな口をきくことなどほとんどなかったからだ。
「では、何ですか?」
「額の角が見えませんか? 一角獣ですよ。言ったとおり、紋章に使われる動物なんです。今度は分かりますか?」
「いいえ。どうもすみません、ディーコン」と私は言った。彼が本当に気を悪くしているようだったからだ。
だがディーコンは、自分が腹を立てたことがおかしくなり、声を上げて笑った。
[…]
初めは私だけの錯覚だと思っていた。だがそのときには、もう誰もがそれを見ることができた。テーブルの表面に、緑がかった黄色の燐光が広がっていた。光というより、光る蒸気のようだった。それは煙の雲のように回転し、渦を巻きながら、巻きついたりほどけたりしていた。その不気味な光に照らされて、フランス人霊媒の白く角張った手が見えた。
解説
ホームズだけではないコナン・ドイル
この降霊会は物語の中の出来事だが、その題材は作者が長く関心を寄せていたものだった。コナン・ドイルは1880年代、サウスシーで降霊会に参加し、催眠やテレパシーを調べていた。やがて心霊主義を公に広める活動に力を注ぎ、1926年には『心霊主義の歴史』を刊行した。こうした背景を知ると、この短編が霊媒や複数人による観察、目に見えるかのような現象に細かな注意を向けていることが理解しやすい。語り手の挙げる1905年4月14日は物語内の日付であり、この1926年の紙面が報じるニュースの発生日ではない。
絵の動物が一角獣である意味
ディーコンは描いた生き物を、紋章に使われる空想上のものだと説明する。訪問者がただの白馬と見るのは、絵の象徴的な意味を捉え損ねているのだ。一角獣は、ヨーロッパの宗教美術と世俗美術の双方で長く扱われてきた。中世の動物誌ではキリストと結び付けられ、愛や結婚を表す図像にもなった。したがって、その角は単なる動物の種類の違いを示すだけでなく、豊かな連想を受け継ぐ生き物であることを告げている。この美術上の背景から、絵に特定の寓意を決めつけずとも、ディーコンの苛立ちは理解できる。
サンティアゴの新聞が届ける挿絵入り文学
大きく広がるカラーの挿絵とコナン・ドイルの署名が、この紙面では外国文学を中心に据えている。ラ・ナシオンは美術をめぐる議論にも場を提供していた。フアン・エマールは1923年から1927年にかけて紙上で新しい芸術運動を紹介し、1925年に設けられた同紙のパリ支局は文化交流を支えた。エマールのパリからの連載は1926年にも続いていた。こうした背景からは、新聞読者が外国文学と視覚芸術にともに触れる環境が見えてくる。新聞は日々の報道とともに、新しい芸術に出会う場にもなり得たのである。
原文
LA MATERIALIZACION DE UN MONSTRUO
cuento por A. CONAN DOYLE.
Fué, como he dicho, el 14 de Abril de 1905 cuando ocurrió el muy extraño suceso que voy a consignar aquí. Yo fuí el primero de los hombres que llegó ese día al taller; pero la señora Delamere, estaba ya allí, pues había tomado el té esa tarde con la señora Harvey Deacon. Encontré a las dos damas, y a Deacon también, delante de un cuadro de éste, inconcluso, puesto sobre el caballete. Yo no soy perito en arte, y nunca he pretendido entender qué es lo que quiere expresar Harvey Deacon con sus cuadros; pero en ese caso podía ver bien que la pintura aquella era muy ingeniosa y fantástica, con hadas y animales y figuras alegóricas de toda especie. Las damas la elogiaban calurosamente, y, a la verdad, su colorido era notable.
—¿Qué le parece a usted, Mackahm? me preguntó Deacon.
—Le diré... Yo no me considero competente, respondí. Estos animales... ¿qué son?
—Monstruos fabulosos, seres imaginarios, emblemas heráldicos... Una especie de procesión mágica, extravagante, de todos ellos.
—Con un caballo blanco al frente.
—No es un caballo, observó él un tanto secamente, lo que me sorprendió, porque, por regla general, Deacon era un chacotón que casi nunca hablaba seriamente.
—¿Qué es, entonces?
—¿No ve el cuerno que tiene en la frente? Es un unicornio. Como le dije, éstos son animales heráldicos. ¿Lo reconoce ahora?
—No, y lo siento mucho, Deacon, dije, porque el hombre parecía realmente contrariado.
Pero Deacon soltó la carcajada, riéndose de su propia irritación.
[…]
En el primer momento, yo había pensado que se trataba de una ilusión mía; pero entonces todos podían ya verlo. Sobre la superficie de la mesa se extendía una luz fosforescente, amarillo verdusca, que más que luz parecía vapor luminoso. Se enrollaba y se desarrollaba, girando y remolineando como nubes de humo. Podía ver las manos blancas, cuadradas, del médium francés a la claridad de esa luz siniestra.
紙面の出典:Source: Internet Archive