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· 北京(中国) · 中国語

世界日報

1926年10月16日付の世界日報の一部を読み取ると、次の3件が載っていた。正言晩報は10月17日に北京で創刊すると告知し、大判1枚の紙面が既存の夕刊紙の2倍の大きさになると主張して、1部、1か月、1年の価格と原稿募集を載せた。同じ欄の冒頭には、軍団長の張学良と韓麟春が商人に向けて秘密の厳守を約束した布告の末尾が残っていた。世界日報は劉半農が主編する自紙の副刊を1か月ごとに綴じた合訂本を宣伝し、1冊が約120ページで作品は150編以上だと伝えた。紙面はさらに、セント・ジョンズ大学で英語を教えた編者による全6冊の英語読本を、直接法と口演法を用いる教材として広告した。

この読み取りは紙面の一部だけを扱う。余白が切れ、右端が暗いため、r0c2、r1c2、r3c2の薬の広告は読めない。r1c0とr3c0の小さな活字はぼやけている。正言晩報の告知は各行の末尾がタイルの下端で切れており、軍の布告の前半と一部の価格は読めない。OCR候補は大きく崩れていたため、画像と食い違う箇所では使っていない。

翻訳

正言晩報のお知らせ

[?]県。本部は厳に秘密を守り、決して公表しない。よって改めて懇切に告諭する。わが商人らは各自周知されたい。以上布告する。[?]華民国15年10月 日 軍団長 張学良 韓麟春

正言晩報 発行日決定および原稿募集のお知らせ

10月17日の発行に決定した。毎日大判1枚を発行し、北京の既存の各夕刊紙に比べて2倍の大きさで、ニュースは早く、材料は豊富である。小売1部銅元6枚、1か月大洋4角5分、1年大洋4元5角。本紙は[?]。専任の記者を招いてニュースの取材と各種の記事を担当させるほか、報酬を惜しまず、各種の重要ニュース、社会ニュースおよび短編の小品文を募集する。ご寄稿いただける場合は、宣武門外山西街の本社へ直接お送り願いたい。採用して掲載した原稿には謝礼を贈る。不採用の原稿はご返却しないので、ご了承願いたい。以上お知らせする。

世界日報副刊の合訂本

世界日報 世界日報副刊合訂本 第2巻・第3巻。世界日報副刊は北京大学教授の劉半農博士が主編し、執筆を担当する者も多くが当代の学識ある人士である。合訂本は1か月分の掲載を集めて1冊に製本したもので、印刷も装丁もきわめて美しく、古新聞を綴じただけの粗末な体裁のありふれたものとはまったく異なる。各冊約120ページ、作品は150編以上で、内容は豊富であり、学問と趣味をともに重んじている。青年が課外の時間に一人一冊手にすべきものである。1冊実売[?]、郵送料2

英語活用読本

英語活用読本 全6冊 第1冊出版 定価8角。英語の教育では、使いこなせることが肝要である。本書は外国語教授の最も進歩した方法を採り、教師と生徒の身の回りにある事物を取り上げて、直接法と口演法を用い、時宜に応じて活用するので、興味が次々に湧き、容易に実効を上げられる。各課は本文、発音、慣用語、文法、聞き取り、会話、翻訳、書き方、構想およびその他の練習に分かれ、児童が耳、目、手、口のいずれにも十分な練習の機会を得られるよう努めている。全巻でクレイギー式記号によって発音を示し、発音をいっそう容易にしている。編者は多年にわたりセント・ジョンズ大学で英語科の講師を務め、中国の学生が英語を学び始める際の困難をいかに取り除くかを熟知しているので、本書が必要に適うことは言うまでもない。本書内容の概要 各冊の本文は30週の授業に用いることができる。第1冊を用いるとき、[?] [?] 洋3元を支払う

解説

成舎我の世界日報と北京の夕刊紙

正言晩報の告知を載せた世界日報は、成舎我が創刊した新聞である。成舎我は1917年に北京へ移り、1921年に北京大学を卒業した。成舎我は卒業後に世界晩報、世界日報、世界画報を創刊した。この紙面を出した新聞社は、自前の夕刊紙をすでに発行していたことになる。正言晩報は告知の中で、大判1枚の紙面が北京の既存の各夕刊紙の2倍の大きさになると主張した。この比較の対象には、世界日報の姉妹紙である世界晩報も入っていた。告知は、正言晩報の出資者も成舎我の新聞グループとの関係も明かしていない。紙面の大きさ、価格、山西街の所在地は、告知自身が述べた内容である。

副刊を編集した劉半農博士

広告は副刊の売り文句として、北京大学教授の劉半農博士の名を掲げた。劉半農は新文化運動で名を上げた人物である。劉半農の文章は1916年に雑誌の新青年に初めて載り、劉半農は1917年に北京大学の教職に就いた。劉半農はその後ヨーロッパで学び、1925年にパリ大学ソルボンヌの音声学研究所で博士号を取得した。劉半農は同じ1925年に帰国して大学で教え始め、北京大学で小説を講じた。1926年秋のこの広告が使った博士という肩書は、取得から1年ほどしかたっていなかったことになる。広告はこの肩書を使って、学問と趣味をともに重んじる月ごとの合本を青年に勧めた。毎月約120ページ、150編以上という数と印刷や装丁の美しさは、世界日報自身が掲げた宣伝文句である。

連名で署名した軍団長の張学良と韓麟春

告知欄の冒頭に残る布告の断片には、軍団長として張学良と韓麟春の2人が署名した。韓麟春は、姜登選がかつて率いた第4方面軍の司令官に任じられ、張学良の第3方面軍と合同の司令部を組んだ。2人が連名で布告を出したのは、この合同指揮の体制によるものである。1926年の国民軍との戦いで、2人は北京の昌平の南口で激しく戦い、韓麟春の指揮のもとで8月に国民軍を破った。この紙面が出た10月半ばの時点で、2人は北京周辺で戦った奉天軍の合同部隊を率いる立場にあった。商人あての布告に並んだ2人の署名は、この合同司令部の存在を示している。

1926年の北京に駐留した奉天軍と商人

布告の残った部分は商人に呼びかけ、本部が秘密を厳に守り、決して公表しないと約束している。商人に何を届け出させ、何を求めたのかを示す前半は切れていて読めない。この布告を出した軍は、北京に重い被害を与えた占領の当事者だった。反奉戦争中の1926年春、張学良の軍が首都を占領し、少し遅れて呉佩孚の軍も到着した。占領した軍は首都で略奪を働き、大きな混乱を起こした。8月の昌平付近の戦闘では、奉天軍の呉俊陞の部隊が周辺地域で略奪し、韓麟春と張学良は呉俊陞と関係した将校を解任した。秘密の約束がこうした軍紀の問題に関わるかどうかを、読み取れる文面は示していない。布告の日付は1926年10月であり、国民党が7月に北伐を始めてから3か月後にあたる。

原文

正言晚報啟事

[?] 縣本部當為嚴守秘密決不宣佈用再剴切曉諭凡我商人等其各週知此佈 [?] 華民國十五年十月日軍團長張學良韓麟春正言晚報定期出版徵求稿件啟事定期十月十七日出版日出一大張較比北京現有各晚報加大一倍消息靈料豐富零售每份銅元六枚每月大洋四角五分全年大洋四元五角本報力 [?] 除聘定專員擔任新聞探訪及各種文字外并不吝重酬徵求各種重要消會新聞及短篇小品文字倘荷惠稿希逕寄宣外山西街本社如經選載酬贈不合恕不檢還此啟

世界日報副刊合訂本

世界日報世界日報副刊合訂本第二卷第三卷世界日報副刊, 爲北大教授劉半農博士主編, 担任撰述者, 亦多一時積學之士, 合訂本乃彙集一月所載, 裝爲一冊, 印刷裝潢, 均極精美, 與尋常以舊報裝訂, 形式粗劣者, 完全不同, 每冊約一百二十頁, 作品在一百五十種以上, 內容豐富, 講學與趣味并重, 青年課餘, 所當人手一編也。 每本實售 [?] 郵費二

英語活用讀本

英語活用讀本全書六冊第一冊出版定價八角英語教學, 貴能活用. 此書採取最進步的教授外國語方法, 就師生環境所及之事物, 用直接法及口演法, 因時致用, 故能興趣環生, 易收實效. 每課分課文, 讀音, 習語, 文法, 默聽, 會話, 繙譯, 書法, 構思以及其他練習, 務使學童在耳目手口上, 均有充分的練習機會. 全書用克賚基符號注音, 俾發音格外便利. 編者曾任聖約翰大學英語科講席多年, 深知如何解除中國學生初習英語之困難, 故此書之適合需要, 可無待言. 本書內容大要每冊課文, 可供三十週教授之用; 用第一冊時, [?] [?] 付洋三元

紙面の出典:Source: Internet Archive / eastasia-periodicals

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