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この日に発行された世界の新聞12紙の一面を、翻訳と解説で読めます。

Evening Star

ワシントンD.C.(アメリカ) · 英語

イブニング・スター紙は一面トップで、ルーマニアのマリー女王がニューヨークを慌ただしく通過した様子を伝えた。AP電は、雨で人出が減って歓声も上がらなかったこと、下ブロードウェーで紙吹雪が舞ったことを報じた。女王は船上での5分間の会見で、女性と平和、アメリカ料理、トランクの中身、娘の結婚、ルーマニアのユダヤ人について語り、そのあと特別列車でワシントンへ向かった。シカゴ発の記事は、共和党上院候補フランク・L・スミスを差し替え、対抗候補に資金を出す計画があったとする反酒場同盟幹部の証言を、リード委員会の公聴会から伝えた。同じ欄は、インディアナ州大陪審によるクー・クラックス・クラン汚職捜査と、ユージン・V・デブスの入院も報じた。地元記事は、首都の計画委員会が新しい卸売市場の候補地にエッキントンを選んだことと、ほかの地区の団体が議会で争うと表明したことを伝えた。

The Montgomery Advertiser

モンゴメリー(アメリカ) · 英語

モンゴメリー・アドバタイザー紙の月曜日の1面は、アラバマ州ワイアグラス地方のドーサンで日曜日に起きた二度の火災をトップで伝えた。火災は貸し馬屋、綿花2,000俵を収めた倉庫、アトランティック・コースト・ライン鉄道の圧縮工場の一部、青果店を焼き、損害は五十万ドル近くと見積もられた。同紙は、二度目の火災が放火とみられることも報じた。同紙によれば、焼けた綿花の多くは値上がりを待って保険を掛けずにいた農家のものだった。AP電は、ニューヨーク上陸を翌日に控えたルーマニアのマリー王妃が客船リヴァイアサン号で過ごした最後の一日を伝え、船上の礼拝や廊下に積まれた160個の荷物の様子を描いた。通信記事の欄には、シカゴの金庫破り、メンフィスの殺人事件が並んだ。同じ欄でセオドア・ローズベルト・ジュニアは、スミス知事が大統領の座を見据え、南部の歓心を買うためにニューヨーク州民主党綱領から平等権条項を削ったとハーレムで非難した。

London Evening Advertiser

ロンドン(カナダ・オンタリオ州) · 英語

1926年10月18日付のロンドン・イブニング・アドバタイザー紙を一部だけ読んだ。紙面はまずカナディアン・プレス電を載せた。記事によると、ハワード・ファーガソン州首相は州議会選挙の発表を前に閣僚と協議していた。公約は地域選択制による酒類販売の政府管理になると見られ、投票日は12月1日か8日とされた。記事は、内閣が酒類政策で一枚岩ではないといううわさも伝えた。地元の短い記事は、パークヒルに60年住んだ家畜商ヘンリー・エリス氏が拳銃を手に事務所で死亡しているのが見つかったと報じた。医師は自殺と判断し、検視審問は開かれないとした。市財政の記事は、自治体が返還を求めていたためロンドン市が1921年から1924年分の州幹線道路負担金の支払いを保留してきた事情を説明した。記事によると、市は201,803ドルの請求を債券で賄う計画だった。市収入役は、早く払えば費用を節約でき、ガソリン税の配分を求める論拠も強まると主張した。

Vossische Zeitung

ベルリン(ドイツ) · ドイツ語

1926年10月18日付のフォス新聞は、一面に経済と政治をめぐる三本の記事を載せた。最初の記事はロイター電に基づき、ヨーロッパ各国の有力な産業家と金融家が、人為的な経済障壁の撤廃と経済的な協調を求める宣言を日曜日に発表すると予告した。同紙はドイツ側の署名者として、ライヒスバンク総裁シャハト、ローベルト・ボッシュ、AEGの枢密顧問官ドイッチュの名を挙げた。二本目の記事は、同じ日に行われるノルウェーの禁酒をめぐる国民投票を取り上げ、1919年の投票結果を振り返った。同紙は、選挙年齢の引き下げで新たに投票権を得た若い有権者10万人近くが禁止に反対していると論じた。三本目のパリ発の記事は、フランス経済省の通商局長セリュイが独仏通商条約とザール地域との通商について協議するためにベルリンを訪れると伝えた。

Neue Freie Presse

ウィーン(オーストリア) · ドイツ語

1926年10月18日付の第1面は、海外から届いた電報ニュースを大きく伝えた。上海発のユナイテッド・プレス電は、孫元帥の忠実な協力者だった浙江省の民政長官が広東派に寝返ったため、上海に戒厳状態が敷かれたと報じた。同電は、寝返りが買収によるとの見方や、南京の3個連隊の合流、避難民の流入、1200人が死亡したとされる汽船の爆発も伝えた。ニューヨーク発の電報は、土曜日の株式市場が3月以来最大の下落となり、2時間で1,103,000株が売られ、金融界が景気の頂点を懸念していると報じた。紙面の中心には、モスクワが存在を否定していたレーニンの「遺書」を初めて全文公開するとしたマックス・イーストマンの署名記事が載った。

Prager Tagblatt

Czechia · ドイツ語

1926年10月18日付の『プラーガー・タークブラット』は、一面にベルリン発のS・ゼンガーの論説「国内主権」を載せた。ゼンガーは、ホーエンツォレルン家とプロイセンの財産補償協定によって元皇帝夫妻がホンブルクの城館を住まいとして認められたという報道に、外国が動揺したことを取り上げた。ゼンガーは外国がドイツの内政に干渉する権利を認めないとしつつ、その批判には理解を示した。パリ発の記事は、すべての戦債の廃止を求めるカイヨーの叫びを見出しに掲げ、ボルドーの急進党大会が指導者たちの自制によって予想より穏便に終わったと報じた。モスクワ発のユナイテッド・プレス電は、トロツキーとジノヴィエフが政治局で自らの誤りを認めたと伝えた。その後にはベオグラード発の短信が続き、ウズノヴィッチ首相の留任を伝えた。

Politika

ベオグラード(現セルビア) · sr-Cyrl

1926年10月18日付の『ポリティカ』1面は、ベオグラードで10日ほど続いた内閣危機の結末を伝えた。主要記事は、10月7日夜にニキッチ博士がウズノヴィッチ内閣を離れ、翌日ラディッチがザグレブ駅で騒ぎを起こして急進党に動揺が広がった経緯をたどった。同じ記事は、13日にウズノヴィッチが辞表を出し、王冠がそれを受理せず、急進党とラディッチ派が一時断絶したのち、危機は始まった場所で終わったと評した。別の記事は、ウズノヴィッチも閣僚も与党議員も、秘密のままとされる新しい議定書について語ろうとしなかったと報じた。短い記事は、辞表提出の知らせでトポラから来た国王が、撤回を受けてトポラへ戻ったと伝えた。

Aftenposten

オスロ(ノルウェー) · ノルウェー語

1926年10月18日のアフテンポステン紙朝刊は、蒸留酒禁止法の存続を問う国民投票の当日に、一面を反対運動の訴えで埋めた。題字の下の大見出しは、一人ひとりが義務を果たせば今日禁酒法を投票で葬れると読者に呼びかけ、「蒸留酒禁止に反対し、より大きな節酒を」と訴えた。紙面下部の愛国詩は、赤・青・白の国旗を持ち出し、投票を自由と強制のどちらを選ぶかの問題として描いた。詩は、強制による支配がノルウェー人を奴隷の民にすると警告し、法は魂を救えないと主張した。詩は禁酒法と強制に反対票を投じるよう読者に求めて結ばれた。右上の隅には磨き剤ブルースターの小さな広告が載った。

Leidsch Dagblad

ライデン(オランダ) · オランダ語

1926年10月18日付の『ライツ・ダッハブラット』第1面は、砂丘水道が平常通りに戻ったと伝える見出しを掲げた。この読み取りでその見出しの下に収めた本文は、団体「ペル・アスペラ」の演奏会評の結びだった。評者は土曜の演奏に改善を求め、チェロ、クラリネット、ピアノのための二曲をたたえた。別の記事は、風刺画家ヨハン・ブラーケンシークの四十年の仕事を祝う式典を報じた。元文部大臣J・Th・デ・フィッセルは女王がブラーケンシークをオラニエ=ナッサウ勲章オフィシエに任じたと告げ、W・ケルンカンプ教授は絵画「ハルチェスダッハ」がアムステルダム市に贈られたと伝えた。クルシウス記念の見出しの下で読める本文は、個人やクラブ、誕生会、教会、サッカーの試合から寄せられた小口の寄付の一覧だった。

時報

上海(中国) · 中国語

1926年10月18日付の時報は、夏超が孫伝芳に背いて挙兵した直後の上海西南郊の戦況を伝えた。ここでは、そのうち互いに関連する三つの記事を取り上げた。時報は交通界の情報として、孫軍と夏軍が17日午後4時に接触し、新龍華の北西で銃声が夕方までやまなかったと報じた。紙面は、孫軍の前線が梅家弄と莘荘の間にあり、駅で六、七十両の車両が兵の輸送に備えていたことも伝えた。別の報告は、同じ夜に七宝方面でも両軍が接触したと伝えた。続く記事は、龍華の公署で丁文江らが午前4時に軍事会議を開き、王雅之が二度梅家弄へ赴いて督戦したと報じた。紙面はさらに、杭州で列車が兵の積み込みを待っていたこと、孟昭月と李宝章の部隊が南京、鎮江、呉淞から到着したことを伝えた。時報はこの時点で、勝敗はまだわからないと書いた。

世界日報

北京(中国) · 中国語

世界日報は、新しい夕刊紙の告知、北京駐留軍の布告、英語教科書の広告を載せた。正言晩報は10月17日の創刊予定を告げ、紙面が北京の既存の夕刊紙の倍あると宣伝し、銅元と銀貨での価格を示して、宣武門外の本社への有償の投稿を募った。鎮威第三・第四方面聯合軍団司令部は、城内に一時駐屯した部隊を秩序の回復に合わせて他所へ移すと発表し、不逞の兵士から被害を受けた住民に、以前の2回の布告に従って氏名を届け出るよう求めた。英語活用読本の広告は、直接法と口演法を採り、クレーギー式の発音記号を使う全6冊の教科書の第1冊を売り込み、編者が聖約翰大学で長く教えたと宣伝した。

Crítica

ブエノスアイレス(アルゼンチン) · スペイン語

クリティカ紙のこの紙面は、メキシコへ赴任する途中のアレクサンドラ・コロンタイがベルリンで語った談話をAP通信電として載せた。コロンタイは現代の外交を通商の仕事と位置づけ、宣伝活動や内政干渉を避けると約束し、メキシコの宗教問題はメキシコ人に任せると語った。外電はエジプトの綿花不況と小規模農家の窮状を伝えた。同じ紙面は、アスンシオンの歴史地理学会議でスペイン代表と対立したビセンテ・ロッシが和解の電報を送ったことも報じた。北米の鉄道各社がルーマニアのマリー女王を約五ドルで運ぶ取り決めも記事になった。コラム「今日」は、フランス銀行総裁モローが金の国外流出を止めようとしていることを取り上げた。

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