Il Piccolo
- ムッソリーニ、治安と金融政策を協議
左上の見出し帯は、金融政策と治安をムッソリーニ、トゥラーティ、両大臣の協議にまとめた。一つの小見出しは相場下落を理由のないものとし、もう一つは治安機構の強固な組織化を掲げた。これは本紙の説明・評価だった。選んだ帯には制定済みの措置、下落幅、行政変更の内容はない。
左上の題、協議参加者を挙げた行、二つの小見出しのみ。金融と警察行政の記事本文は転記範囲外。
翻訳
ムッソリーニ、治安と金融政策を協議
治安と金融政策の問題
ムッソリーニ閣下がトゥラーティ議員、フェデルツォーニ、ヴォルピ両大臣と協議
取引所で工業株が不当に下落
治安体制の一層の強化へ
解説
独裁を固める時期の治安政策
ムッソリーニ政権は権威主義的な統治を強めていた。同じ1926年の後半には、政治結社と報道の自由を失わせる措置によって、反対勢力の活動の場がさらに閉ざされた。9月の治安体制強化という言葉も、通常の行政調整ではなく、権力が集中する時期の中にある。
リラ安の中での金融政策
1926年夏、リラは1ポンド約150リラまで下落していた。金融政策は深刻な通貨安を背景に論じられていたのである。工業株の値下がりに注目する紙面からは、為替だけでなく市場の信頼も、政権の関心事だったことが分かる。
株価下落を「不当」と呼ぶ意味
「不当」という形容は、値下がりを単なる市場の動きとして受け止めず、起こるべきではないこととして位置付ける。市場の振る舞いが政治的な評価の対象になっているのだ。治安政策と並べることで、両方の領域に政府が安定をもたらすという期待を示している。
原文
Problemi di P. S. e di politica finanziaria discussi da S. E. Mussolini con l’on. Turati e i ministri Federzoni e Volpi L’ingiustificato movimento al ribasso dei titoli industriali in Borsa Per un più saldo inquadramento della pubblica sicurezza
Problemi di P. S. e di politica finanziaria
discussi da S. E. Mussolini con l’on. Turati e i ministri Federzoni e Volpi
L’ingiustificato movimento al ribasso dei titoli industriali in Borsa
Per un più saldo inquadramento della pubblica sicurezza
紙面の出典:Source: Internet Archive