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· サンティアゴ(チリ) · スペイン語

Diario La Nación

1926年10月24日付のサンティアゴの日刊紙ラ・ナシオンは、第1面に大型の商店広告を載せた。広告の見出しは、数千点の良質な品々の「とてつもない大特価」に誰もが驚くと呼びかけた。続く価格表は売り場ごとに分かれ、ネクタイ売り場には最新の柄と色の絹のニットネクタイと紳士用「Bakelith」シガレットホルダーが並んだ。シャツ売り場にはソフトカラー用の可動式カラーピンと実用的なオックスフォード地のカラーが並んだ。広告は抜粋に出てくるどの品にも$1.00の値を付けた。この版で読んだ抜粋は店名を含まない。

この版は第1面の広告から3つの抜粋を部分的に読んだものである。見出しTODO EL MUNDOは複数の画像区画にまたがっている。下部の価格表では段の境目と右端の文字が切れており、一部の語はかすれている。OCRの結果は大きく崩れていたため、抜粋は紙面の画像から書き起こした。この版は価格表の残りの部分を扱っておらず、広告主も特定していない。

翻訳

誰もが

このとてつもない大特価に驚くことでしょう!! 数千点にのぼる良質な品々です

ネクタイ売り場にて

最新の柄と色をそろえた絹のニットネクタイを大量に取りそろえました。$1.00。紳士用「Bakelith」シガレットホルダーの興味深い品ぞろえ、たいへん見栄えのする品です。$1.00

シャツ売り場にて

ソフトカラー用の可動式カラーピン、$1.00。オックスフォード地のカラー、実用的な型、$1.00

解説

1926年のラ・ナシオンの発行者と立場

ラ・ナシオンは1917年1月14日に創刊された日刊紙であり、エリオドロ・ヤニェスが率いる自由党系の国会議員の一団が創刊した。チリ国立図書館のメモリア・チレナは、同紙を、公然とした政治宣伝や党派の宣伝よりも報道を重んじる新しい型を広めた新聞の一つに数えている。この紙面が出た1926年10月の時点で、ラ・ナシオンはまだ民間の新聞だった。1927年にはカルロス・イバニェス・デル・カンポの独裁政権が同紙を収用し、同紙はチリ国家の公式機関紙になった。この全面の商店広告は、ラ・ナシオンが独立した商業紙として発行された最後の時期に載ったものである。

チリの新聞の第1面広告

メモリア・チレナによれば、チリの新聞広告は19世紀から20世紀初めまで、主に縦の段組みに差し込まれた文字中心の告知だった。同じサイトの画像コレクションは1906年のエル・メルクリオ紙の第1面に載った広告を収めており、日刊紙の第1面に広告が載ることは1926年以前からあった。メモリア・チレナは、工業と専門の商店が発展したことで競争がますます激しくなったと説明している。ラ・ナシオンのこの紙面は、大きな見出しで読者を呼び込み、売り場ごとに品物と値段を並べている。この広告は、段組みの中の数行の告知から発達した広告の形をとっている。

ガス・イ・チャベスとサンティアゴの百貨店

この広告はネクタイ売り場とシャツ売り場を分けて品物を並べており、紳士用品の売り場を備えた大型店の広告であることを示している。サンティアゴにあったそうした店の一つがガス・イ・チャベスであり、ブエノスアイレスのこの百貨店は1910年9月にサンティアゴに店を開いた。のちに英国のハロッズは、サンティアゴ、バルパライソ、テムコ、バルディビアで店を営んでいた同社のチリ子会社も傘下に収めた。メモリア・チレナの広告コレクションはガス・イ・チャベスの「2月の大売り出し」の広告を収めており、同社がチリの新聞で季節の大売り出しを宣伝したことが分かる。ただし、訳した抜粋には広告主の名前がないため、抜粋だけではこの紙面の広告主を確定できない。

金と結び付けられたばかりのペソ

抜粋に出てくる値段はどれも$1.00であり、この$記号はチリ・ペソを表している。このペソは少し前に制度が整え直されたばかりだった。チリでは1925年、アルトゥーロ・アレサンドリ政権のもとで経済政策の柱となる3つの法律が成立した。第1の法律は金本位制を国の通貨制度とし、第2の法律は兌換紙幣を発行する中央銀行を創設し、第3の法律は銀行業を規制した。ケメラー使節団と呼ばれる外国の専門家の一団がこの法制を支持し、この制度は世界恐慌まで機能した。この紙面の1ペソという値段は、金と交換できるようになって1年ほどの通貨で付けられたものである。ここで使った資料は為替相場も賃金も示しておらず、サンティアゴの買い物客にとって1ペソがどれほど安かったかを示せない。

目新しい品としてのベークライト製シガレットホルダー

ベークライトは合成原料から作られた最初のプラスチックであり、化学者レオ・ベークランドが1907年にニューヨーク州ヨンカーズで開発し、1909年12月7日に特許を取った。ベークライト社は1910年代から1920年代にかけて、充填材を含まない「透明な」注型樹脂も小さな市場向けに作っていた。この樹脂の塊や棒は機械で加工され、彫られて、パイプの吸い口やシガレットホルダー、装身具になった。広告はこのシガレットホルダーを「Bakelith」と綴り、たいへん見栄えのする品だとうたっており、この品はこうした喫煙具の流れに属する。1926年のこの広告で、広告主は合成素材でできた紳士用の小物を、ネクタイやカラーピンと同じ1ペソで売り出した。

原文

TODO EL MUNDO

QUEDARA ASOMBRADO ANTE ESTAS COLOSALES OFERTAS!! Se trata de millares de artículos de calidad

EN CORBATERIA:

UN ENORME surtido de corbatas tejidas, de seda, en dibujos y colores de reciente creación, a $ 1. 00 INTERESANTE stock de boquilla " Bakelith ", para caballeros, artículo de gran efecto, a $ 1. 00

EN CAMISERIA:

BROCHES articulados para cuello blando, a $ 1. 00 CUELLOS de oxford, modelo práctico, a $ 1. 00

紙面の出典:Source: Internet Archive

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