Il Piccolo
- 国際連盟理事会でダンツィヒ支援、シュトレーゼマンの働き掛けが奏功
左上の見出しは、国際連盟理事会でのダンツィヒに関するシュトレーゼマンの介入を「効果的」と評した。部分読解ではこの好意的な判断を新聞の表現として保ち、決定内容を確定したり、下の本文を翻訳したりしない。
左上の主見出しと直下の副見出しのみ。その下の小さな活字による理事会報道は転記の対象外。
翻訳
国際連盟理事会でダンツィヒ支援、シュトレーゼマンの働き掛けが奏功
国際連盟理事会でダンツィヒを支援
シュトレーゼマンの働き掛けが奏功
解説
ダンツィヒが特別な地位に置かれた理由
ヴェルサイユ体制では、ダンツィヒはドイツの主権から切り離され、国際連盟の保護下にある自由市になった。一方、ポーランドには港、関税、交通に関する重要な権利が与えられた。市の独立した政治的な存在と、ポーランドの海への出口を両立させようとする制度だったため、市の問題が国際的な争点になりやすかった。
市をめぐる争いと国際連盟
条約はダンツィヒの憲法を国際連盟の保障下に置き、市とポーランドの意見の相違をまず扱う高等弁務官を設けた。理事会は、たまたま外交官が集まる場所ではなく、ダンツィヒの問題を扱う制度の一部だった。シュトレーゼマンは、その戦後の仕組みの中で働き掛けていたのである。
ドイツが得た発言の場
ドイツは1926年9月に国際連盟へ加盟した。第一次世界大戦での敗北後に作られた組織に、その外相が内部から参加できるようになったのである。介入を好意的に評価するこの見出しには、新たな立場を使って講和後に残された問題に取り組むことへの関心が表れている。
原文
L’efficace intervento di Stresemann per Danzica nel Consiglio della Società delle Nazioni
L’efficace intervento di Stresemann per Danzica
nel Consiglio della Società delle Nazioni
紙面の出典:Source: Internet Archive