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· ブエノスアイレス(アルゼンチン) · スペイン語

Crítica

この版は、アルゼンチンの日刊紙『クリティカ』1926年10月10日付の一つの紙面から、AP通信の外電三本を取り上げた。一本目の外電は、激しい豪雨でマラガのほぼ全域が浸水したと伝えた。記事は、カルバリオ川があふれてビクトリア通りが水につかり、車両が横転し、路面電車と鉄道が不通になったと報じた。小見出しは犠牲者一人に触れていた。二本目の外電は、「アルゼンチンの」楽団指揮者フランシスコ・カナロがパリでの成功に続いてニューヨークのキャバレー「エル・ミラドール」でデビューし、初日の夜は特別招待客に限られると伝えた。三本目の外電は、アルフォンソ国王がマドリードで政府主催の全国オレンジ会議の開会を主宰したと報じた。会議にはレバンテ地方の生産者と北ヨーロッパと取引する輸出業者が集まり、オレンジ産業と輸出を維持する方策を探る予定だった。

この版は、『クリティカ』1926年10月10日付の一つの紙面から、AP通信の外電3本を訳出する。OCRは年を1925年としているが、紙面に印刷された日付は1926年である。各抜粋の冒頭と末尾には隣接記事の断片が含まれ、この版はそれらも原文のまま訳す。断片は競走馬の記事、ファッション写真の説明文、闘牛規則に関する外電の書き出しである。訳文中の[?]は判読できない語を示す。紙面トップのイタリア・ユーゴスラビア関係の記事、マルブランに関する記事などは抜粋の対象外である。マラガの外電は左端の文字が欠けており、一部の語句に影響している可能性がある。背景資料はカナロの1926年のニューヨーク行き、マラガの洪水の歴史、レバンテのオレンジ輸出の成り立ちを裏づける。背景資料は、ニューヨークでのカナロの評判、1926年のマラガ洪水の詳細、オレンジ会議から生まれた施策を明らかにしていない。

翻訳

マラガが浸水

……コピアポの例を挙げている。コピアポは、他の四か国で走った[?]、合衆国の最も[?]な動物たちと並んで勝つことができた。

マラガが浸水
激しい嵐が起こり、市内のほぼ全域が浸水して深刻な被害が出た
犠牲者一人

(AP通信)マラガ発、10日――当市の上空で起きた激しい豪雨により、街路が浸水した。この県都とその周辺には、まさに奔流のような雨が降ったと言える。この嵐の結果、カルバリオ川があふれてビクトリア通りが浸水し、コンスティトゥシオン広場やその他の通りでは数台の車両が横転した。路面電車と鉄道の路線も故障や損害を受け、嵐によって不通となった。嵐は市の周囲数キロメートルの範囲に及んだ。

スペインで闘牛の規則を準備中
(AP通信)マドリード発、10日――内務省は近く政令を公布する予定であり、

ニューヨークで明後日、カナロがデビュー

……パリの……は、あるコンテストの結果、この美しい娘となった。娘は、ある有名な仕立て師が考案した新しいドレスを披露している。

ニューヨークで明後日、カナロがデビュー
有名な「アルゼンチンの」音楽家が、同市で最も有名なキャバレーの一つ「エル・ミラドール」に自らの楽団と出演する

(AP通信)ニューヨーク発、10日――来たる火曜日、ニューヨークで最もよく知られたキャバレーの一つであるミラドールで、有名なアルゼンチン人音楽家フランシスコ・カナロがデビューし、ブロードウェーが待ち焦がれていたシーズンの幕を開ける。F・カナロが指揮するアルゼンチンの楽団は、大々的な宣伝に先立たれて出演を始める。この公演は、パリのキャバレーで収めた評判の大成功の続きとなるものである。F・カナロは毎晩、生粋のアルゼンチン風のレパートリーから特別な曲目を歌う。アルゼンチン人の演奏を聴き、その姿を見たいという関心は非常に高く、ミラドールでのF・カナロ楽団のデビューの夜は、特別招待によってのみ入場できることになっている。

マドリードで開幕した……

マドリードでオレンジ会議

……特別

マドリードでオレンジ会議が開幕
アルフォンソ国王が、通信宮殿で行われた同会議の開会式を主宰した
技術会合

(AP通信)マドリード発、10日――アルフォンソ国王は本日、全国オレンジ会議の開会式を主宰した。同会議は政府の主催により、当首都の通信宮殿で開かれている。会議の目的は、この果実の産業と輸出を維持するための方策を見いだすことにある。会議には、オレンジを生産するレバンテ地方の主要地域の代表団と、北ヨーロッパ諸国の大半と取引のある輸出商社の代表が出席している。会議は数日間続き、各部会で技術会合が開かれる。会合で得られた結論は政府の検討に付され、政府は可能と判断するものを法律によって採用する。

解説

カナロ楽団の1925〜26年のパリ・ニューヨーク巡業

AP電はニューヨーク公演をパリでの大成功の続きとして紹介しており、伝記資料もこの順序を裏づけている。カナロは1925年に自らの楽団を率いてパリでデビューし、地元の聴衆に受け入れられて約10年間ヨーロッパにとどまった。カナロは翌年、同じ楽団を連れてニューヨークで公演した。弟のラファエル・カナロはパリでコントラバスとのこぎり演奏を担当しており、1926年に同じ一座とともにニューヨークへ渡り、その巡業の後にフランスへ戻った。この一座には、ピアノのフィオラバンティ・デ・チッコ、ドラムのロムアルド・ロモロ、歌とギターのテレシータ・アスプレージャが加わっていた。ブロードウェーがシーズンを待ち焦がれていたという記述と、初日の夜は招待客に限られるという記述は、AP電自身の主張である。AP電は同じ記事の中で、公演に先立って大々的な宣伝が行われたことも伝えている。伝記資料は、ニューヨークの観客が楽団をどう迎えたかについて評価を記していない。伝記資料が記すのは、カナロがその後ドーヴィル、マドリード、スペインとラテンアメリカの諸都市でタンゴの舞台を披露し、大きな成功を収めたことである。

AP電が「アルゼンチンの」に引用符を付けた背景

フランシスコ・カナロは1888年にウルグアイのサンホセ・デ・マヨで生まれた。両親はイタリアからの移民で、19世紀の末に一家でアルゼンチンの首都へ移った。そのときカナロは10歳になっていなかった。カナロはブエノスアイレスで育ってタンゴの道を進んだが、アルゼンチン国籍を取得したのはこの外電の14年後の1940年である。小見出しの「アルゼンチンの」という語に付いた引用符は、出生地と評判のずれを示したものとも、音楽の様式を指す呼び名として示したものとも読める。紙面はこの引用符の意図を説明していない。本文のAP電は、カナロを留保なしにアルゼンチン人音楽家と呼び、生粋のアルゼンチン風のレパートリーを強調している。この書き方から、1926年のニューヨーク公演ではタンゴのアルゼンチンらしさそのものが売り物だったことがうかがえる。

マラガで繰り返された洪水

マラガの洪水はこの外電以前から繰り返し起きていた。16世紀にマラガがカスティーリャ王国に組み込まれると、人々は市の上流にあるグアダルメディナ川流域の森林を切り開き、耕地に変えた。森林が失われた結果、斜面は地中海性気候の豪雨にさらされ、浸食が始まった。地元で「リアス」と呼ばれる洪水は、20世紀に入ってもマラガの歴史に繰り返し現れた。1907年9月23日の大洪水では、グアダルメディナ川が激しい豪雨の水を受け止めきれなかった。この洪水の後、国王アルフォンソ13世は洪水を防ぐ工事を命じた。アルフォンソ13世は、同じ紙面でオレンジ会議の開会を主宰した国王である。1908年には、マラガ出身の技師マヌエル・ヒメネス・ロンバルドがエル・アグヘロ貯水池の建設計画を提出した。流域全体を改修する計画も作成されたが、その実施は1929年まで始まらなかった。したがって1926年10月の時点で、マラガはこの流域改修による守りをまだ得ていなかった。1926年のAP電は、ビクトリア通りの浸水の原因として、グアダルメディナ川ではなくカルバリオ川の氾濫を挙げている。

レバンテのオレンジ輸出が育った経緯

全国オレンジ会議が扱ったのは、バレンシア地方のレバンテで約150年かけて育った輸出産業である。司祭ビセンテ・モンソ・ビダルは1781年、リベラ地方のバサ・デル・レイに最初の柑橘畑を開いた。その後、アルシラなどリベラ地方の町々もオレンジ畑を受け入れ、オレンジ栽培は地中海沿岸全体に広がった。フランスは19世紀初めに、カルカイシェントのオレンジを消費した最初の外国となった。1848年には、ある実業家がカルカイシェントにオレンジ用の梱包箱を作る作業場を設け、大量輸出への一歩を開いた。AP電によれば、1926年の会議には、レバンテの生産地の代表とともに、北ヨーロッパの大半の国と取引する輸出商社の代表が出席した。AP電は会議の目的を産業と輸出の「維持」と表現しており、会議を守りの姿勢で描いているが、具体的な脅威は挙げていない。AP電は、会議の結論が政府の検討に付され、政府が可能と判断するものを法律にすると伝えるにとどめている。

原文

MALAGA SE ENCUENTRA INUNDADA

citan el caso de Copiapó, que ha podido ganar al lado de los animales más ve - [?] de los Estados Unidos [?] de haber corrido en otros cuatros países. MALAGA SE ENCUENTRA INUNDADA Una fuerte tormenta que se desencadenó ha inundado casi toda la ciudad causando serios destrozos UNA VICTIMA (Associated Press) MALAGA, 10. - Una fuerte tormenta de agua, desencadenada sobre esta ciudad, ha inundado las calles. Puede decirse que ha caído un verdadero torrente sobre la capital y sus alrededores. Como consecuencia de la tormenta, se ha desbordado el arroyo del Calvario, inundando la calle Victoria, provocando el vuelco de algunos vehículos en la Plaza Constitución y otras calles. También sufrieron desperfectos y daños las líneas de tranvías y ferrocarriles, que quedaron cortadas por el temporal, el que ha alcanzado a un radio de varios kilómetros alrededor de la ciudad. EN ESPAÑA SE PREPARA UN REGLAMENTO PARA LAS CORRIDAS DE TOROS (Associated Press) MADRID 10. - El ministerio del Interior publicará en breve un decreto,

EN NUEVA YORK DEBUTA PASADO MAÑANA, CANARO

París ha resultado, según un concurso, esta hermosa chica, que presenta un nuevo modelo de vestido creado por un célebre modisto EN NUEVA YORK DEBUTA PASADO MAÑANA, CANARO El conocido músico " argentino " se presentará con su orquesta en uno de los cabarets más famosos de esa ciudad " EL MIRADOR " (Associated Press) NUEVA YORK, 10. - El martes próximo hará su debut en el Mirador, uno de los cabarets más conocidos de Nueva York, el conocido músico argentino Francisco Canaro, inaugurando así la temporada que Broadway esperaba con tanta ansiedad. La orquesta argentina, dirigida por F. Canaro, se inicia precedida de una gran reclame, y viene a ser la continuación del sonado éxito obtenido en los cabarets de París. F. Canaro cantará todas las noches números especiales de su repertorio netamente argentino. Es tal el interés reinante por oír y ver a los argentinos, que la noche del debut de la orquesta F. Canaro en el Mirador será sólo accecible por invitación especial. SE INAUGURO EN MADRID LA

EN MADRID LA C. NARANJERA

especial. SE INAUGURO EN MADRID LA C. NARANJERA El rey Alfonso presidió la inauguración de la misma que se llevó a cabo en el Palacio de Comunicaciones REUNIONES TECNICAS (Associated Press) MADRID, 10. - El rey Alfonso presidió hoy la inauguración de la Conferencia Nacional Naranjera, que, organizada por el gobierno, se celebra en el Palacio de Comunicaciones de esta Capital. Tiene por objeto dicha conferencia el hallar los medios conducentes al mantenimiento de la industria y exportación de estos frutos. Asisten a la misma representaciones de las principales regiones de Levante, productoras de naranjas, como así también de casas exportadoras relacionadas con la mayoría de las naciones del Norte de Europa. La conferencia durará varios días, celebrándose reuniones técnicas en las diversas secciones, llegándose a conclusiones que serán sometidas a estudio del gobierno, para que éste adopte, por medio de leyes, cuantas considere posibles.

紙面の出典:Source: Internet Archive / Biblioteca Nacional de la República Argentina

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